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初めての夏、広島をアートで彩る ― ART BORN HIROSHIMA活動レポート2025夏

昨年11月27日、広島市幟町に誕生したART BORN HIROSHIMAは、「芸術が生まれる場所」として、個展やコラボイベント、ワークショップなど様々な活動を行い、着実に広島の街に新たな彩りを加えています。
そして迎えた“初めての夏”――被爆80年という節目に平和への想いとアートの魅力を、これまで以上にアグレッシブに発信する季節が始まりました。今回は近況と併せて、ART BORN HIROSHIMAの主だった活動をご紹介します!

オープン前から長蛇の行列!?

ART BORN HIROSHIMAに参画するアーティストMUSASHIさんとロッテ・ビックリマンのコラボレーション企画『ビックリマン×MUSASHI個展 聖魔アートの世界』(6/28~29開催)には、“悪魔VS天使”シリーズ40周年を祝う特別なアート展として、県内外から多くの方が来場されました。全国6都市を巡るこのイベントは、広島会場であるART BORN HIROSHIMAがスタート地点。当日は朝4時から並ばれたお客さんもいたそうで、11時のオープン前から長蛇の列ができていました!


このイベントの目玉として登場したのが、ビックリマン史上初の 「丸型BIGビックリマンカード」。この丸いカードには「丸い形で物事を丸く収める」、平和や調和の想いが込められてます。広島会場では限定デザイン(悪魔ヘッド)を各日500枚、合計1,000枚を先着順で配布し、さらに来場記念として抽選で全国500名にキラ仕様カードが当たる豪華企画も実施されました。また3Fギャラリーには、広島限定キャラクター “ブラックゼウス” のアートも展示され、来場者から多くの注目を集めていました。

🎨「一口メモ」
ビックリマンカードは、15時過ぎには500枚すべて配布されたそうで、多めに用意していたスタンプカードも全てなくなるほど大盛況だったそうです!暑い中、たくさんのお客様に来場いただき、SNSでも高評価コメントが多数。大きな反響を呼びました!

関西万博で世界デビュー!?

EXPO2025大阪・関西万博では、7月9日~10日の2日間、 MUSASHIさんによる『世界のMUSASHI個展』が開催され、ART BORN HIROSHIMAもコラボ出展しました。ここで出展した作品は、MUSASHIさんが手がけた「広島」という作品の構図をそのままに、所属するアーティストたちの作品をコラージュして並べ、MUSASHIさんへの“リスペクトアート”として制作。アーティストそれぞれの個性が際立ちながらも、迫力ある構図の中に納められた作品が、万博のブースにて展示されました。


制作を担当したのはヒロマツホールディングス デジタル推進Grの藤田さん。現地の展示方法や作品サイズの調整などに苦労しながらも、限られた準備期間の中で何度も構想を練り直し、最終的な作品の形にたどり着いたそうです。原画にある太陽のようなモチーフの周囲にアーティスト全員の作品をレイアウトすることで、作品全体の調和が生まれました。実は作品の背面にはART BORN HIROSHIMAのロゴを配置してあります。このロゴは藤田さんがデザインしたもので、アーティストたちと並んで、藤田さんもデザイナーとして作品制作に携わっていることを象徴しているそうです。

🎨「一口メモ」
所属アーティストの宮本拓也さんと大沼寛明さんが、関西万博を訪れて『世界のMUSASHI個展』を実際に見学されたそうです!自分の作品が万博に展示され多くの方に見られていることに、すごく感激されたとのこと。大沼さんにその時の写真を提供いただいたので、ご紹介します!

広島の市街地に彩りを添えて

7月31日から広島市中心部の8箇所に設置されているIoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」のラッピングアートを所属アーティストである大沼寛明さんが担当しました。「SmaGO」は太陽光で稼働し、内部でゴミを約1/5に圧縮できる環境配慮型のIoTゴミ箱。当プロジェクトは、広島市の被爆80年記念事業の一環として始動し、ART BORN HIROSHIMAがアートの制作委託を受けて作品を提供したものです。担当した大沼さんはその外装に平和や未来への願いを込めたカラフルなアートを施し、“ゴミを捨てる”という何気ない瞬間にも利用者が「平和への思い」を感じられるよう作品を描きました。市民からは「これ、本当にゴミ箱?」という驚きの声が寄せられ、写真を撮る外国人観光客の方も多く見受けられました。

7月31日、「SmaGO」の設置を記念して広島市役所で記者発表が行われました。
当日の会見は既にテレビ放送されていますが、大沼さんが思いを語る場面やART BORN HIROSHIMAを代表して出席したヒロマツホールディングス 広報秘書Grの中込慎太郎さんのPRトークなど、テレビではカットされている会見の様子も含めてしっかり撮影しておりますので、以下の動画よりぜひご覧ください!

おりづるタワーで“平和”をテーマに個展

おりづるタワーでは8/1(金)~8/17(日)の間、所属アーティストの宮本拓也さんによる個展が開催されました。
個展のタイトルは、“被爆80年「平和と原爆ドームの壁画」Takuya Miyamoto ”。
宮本さんは11年勤めた保育士を退職し作家へ転身された経験から、「子どもたちの未来や夢のために次の世代へと記憶を繋ぐ使命と想い」を込めた作品を展示しています。国内外から訪れる来場者は作品の前で立ち止まり、感想を語り合う姿も見られました。中にはSNSで作品を発信する外国人観光客もおり、宮本さんの平和への思いが国境を越えて広がっていく機会となりました。

被爆80年への想いを胸に

原爆の日の前日である8/5、宮本さんは自身の作品「平和の願いとこれからの希望と生きる意味」を背中に担いで終着地のおりづるタワーまで歩く活動を行いました。“被爆80年への想い”を胸にART BORN HIROSHIMAを出発して、本通り~原爆ドーム~平和公園を巡り、平和の尊さを訴えかける象徴的な取り組みです。
宮本さんは「作品を担ぐ僕の姿を見ていただき、平和について考える機会にしてほしい」と語り、炎天下のなか、作品に興味を持った方や写真を撮ってくれた方に、作品への想いや、戦争・平和への自分の考えを訴えていました。
この様子は地元のテレビ局が密着して取り上げ、宮本さんの活動が広く知られるきっかけになりました。

「僕の作品を見て、平和について自分なりに考えてもらうきっかけを作りたい。子供たちの将来が明るく、希望にあふれたものになるよう、僕は作品を通して世界に平和を訴えていく必要があるんです。」

初夏から全力!まだまだ次の仕掛けへ~

ビックリマンから万博、スマートゴミ箱に個展まで・・・
ART BORN HIROSHIMAにとって初めての夏は、ジャンルも場所も飛び越えて幅広い活動で彩られました。しかし、既に次々と新たな企画の準備が同時並行で進められています。広島にアート文化が拡がり、より魅力的な街になることを願いながら今後も積極的にアートの魅力を発信していきます。これからもART BORN HIROSHIMAは、新しい作品が「生まれる」瞬間をたくさんの方に届けるため活動を加速させていきます!

🎨「一口メモ」
ART BORN HIROSHIMAの公式Instagramでは、イベント情報や、アーティストの活動などを発信しておりますので、気になる方はぜひフォローをお願いいたします!
Instagram:https://www.instagram.com/artbornhiroshima/


【店舗情報】
 ・店舗名 :ART BORN HIROSHIMA
 ・住 所 :広島市中区幟町14-3 広島電鉄「銀山町駅」すぐ
 ・営業時間:11時~18時
 ・定休日 :火曜日

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