今年で24回目となった広島の夏の風物詩「来て見て乗ってみん祭 2025ナイター」が8月30日(土)にMAZDA ZoomーZoomスタジアム広島で開催されました。例年は昼間の開催でしたが、今年は猛暑の影響も鑑みて初のナイター開催となりました。夏休み最後の土曜日。どんな盛り上がりを見せたのか、当日の様子をレポートします!!

「来て見て乗ってみん祭」ってどんなイベント?
「来て見て乗ってみん祭」は、マツダ㈱の協力会社によって構成されるグループ「東友会共同組合」が主催する年に一度のお楽しみイベントです。 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島のコンコースを会場に、試合の時とはまた違った球場の雰囲気を楽しめます。 マツダ㈱のモノづくり体験ブースやレースカー展示、カープ選手OBとのキャッチボール教室やマツダスカイアクティブズ広島によるラグビー体験のコーナーなど、大人も子供も楽しめるコンテンツが盛りだくさん。毎年、多くのお客様で賑わいます。
そんな一大イベントの開催に先立って行われたオープニングセレモニーでは、鵜野 東友会共同組合理事長を筆頭に参加企業の代表者がご挨拶されました。








開場前に円陣で一体感
開場前には広島マツダの新入社員たちが展示車両を丁寧に拭き上げて来場に備えます。準備が整い、いよいよお客様を迎え入れる前、全員集合で円陣を組みました。イベントの成功に向けてチームヒロマツが一丸となって、声を合わせます。






ブースには長蛇の列
会場では様々な企業がブース出展する中、ヒロマツグループからは、広島マツダ・HM RACERS・カーエース広島が出展しました。
広島マツダブースではLINEのお友達登録でガラポンに参加でき、オリジナルの折り畳み傘や人気のスパイス「ほりにし」、お菓子の詰め合わせなどがプレゼントされました。また、会場内で開催されたスタンプラリーには開場と同時にお客様が殺到し、早速長蛇の列が出来ていました。






マツダ車に関わるイベントというだけあって車好きの方が多数ご来場されました。そんな中、HM RACERSのブースでは、レストアされたファミリアプレストやマツダ耐久レースに参戦したロードスターのレース車両やカスタムされたCX-5など、車好きにはたまらない車両が展示されました。年配の方は懐かしむようにファミリアプレストをご覧になり、小さいお子様はレース車両に目を輝かせ、カスタム好きの方はCX-5のカスタムに興味深々の様子でした。
また、カーエース広島ブースでは次世代型近距離モビリティ「WHILL」を展示し、実際にお客様に触っていただきました。「WHILL」を初めて目にする方も多く、スタイリッシュな見た目とその性能の高さから、興味深く商品説明を聞かれるお客様の姿が印象的でした。



新人スタッフが接客で輝く
「来て見て乗ってみん祭」には、毎年恒例で新人スタッフが参加し、今年は12名の新人がイベントに臨みました。
入社して4カ月ではありますが、積極的にお客様にお声がけし、自然な笑顔でやり取りしている様子を見ると彼らの成長を頼もしく感じました。
また、そんな新人スタッフたちに交じって、ひと際大きな声と万遍の笑みを浮かべて接客をされる広島マツダの酒井副社長も存在感を放っておられました。










イベント参加の新人インタビュー
今回参加した新人スタッフの中から広島マツダ宇品本店の小國 桃佳さん、呉店の米田 和斗さんにインタビューしました。


——フラワーフェスティバル以来のイベント参加ですが、「来て見て乗ってみん祭」に参加してみていかがですか?
小國さん)そうですね、普段店舗で接客しているのとは違って、全くお客様の情報を知らない状況から話しかけるのでそこが難しいところでしたね。でも、有り難いことに広島マツダの顧客のお客様も多く、車に興味を持たれている方も多かったので話しやすかったですし、楽しかったです。最初にお声がけさせていただいた方が宇品本店のお客様だったので、点検入庫の際には改めてお声がけしたいと思っています。
米田さん)思っていた以上にお客様の来場が多くてびっくりしました。旧車やスポーツカー、カスタムされたCX-5の展示もあって、多くのお客様が立ち止まられていたので、色んなお客様に車を説明することが出来て楽しかったです。ただ、楽しいだけでなく、話の繋ぎ方などまだまだ自分に課題があるなとも感じました。
——店舗に戻ってからの意気込みを聞かせてください。
小國さん)意気込みですか??普段、お客様との会話の中でヒアリング内容に困ってしまうことが多いのですが、今回のイベントで色々なヒアリングをお客様にさせて頂きました。「ヒアリングすることに慣れる」ことが出来たので、店舗に帰ったら臆せずにどんどんお客様にヒアリングして、お客様のことをもっと知っていきたいですね。
米田さん)そうですね、今回のようなイベントだと車を見ることが目的のお客様だけではなかったので「世間話の重要性」を実感しました。店舗に戻ったら、営業トークだけでなく他愛もない話や世間話をしてお客様との距離を縮めていきたいです。
広島マツダ 山根社長インタビュー

——「来て見て乗ってみん祭」初のナイター開催ですが、いかがでしたか?
「例年、ファミリー層にも楽しんでいただけるように【夏休み期間の日中でカープの試合が無い日】を選んでの開催でした。ですが、近年の酷暑によりイベント開催中に熱中症で運ばれる方が多数出たということで今年は初のナイター開催でした。ナイター開催でも暑いくらい今年も酷暑が続いていますが、やはり日中に比べるとかなり過ごしやすかったと思います。それもあってお客さんが各ブースをじっくり時間をかけて見てくださっていたのでナイター開催は正解だったのではないかと思いますよ。」
——「PHEV」や「Rotary EV」の電力を使っての展示でしたが環境配慮ということですか?
「そうですね。今回のイベントでの展示で使用した電力は全てPHEVやRotary EVから給電しています。せっかく【PHEV】や【Rotary EV】から【V2L(VEHICLE TO LOAD)】を使って外部給電出来る車があるのでそれをしっかりアピールするためにも屋外での展示やイベントでは積極的に使っていきたいです。環境に配慮できる車がマツダ車にもあるということをもっと多くの方に知っていただけたら嬉しいですね。」




——HM RACERSの展示車両に多くの方が足を止めていましたが今後の展望は?
そうですね。今レース活動は休止している状況ではありますが、今まで培ったノウハウが詰まっているのでレースについては今後もしっかりとアピールを続けていきたいですね。カスタムカーに関してはこれから色んなパーツをオリジナルで作成して発売していくというビジネスを活性化していきたいと思っています。







——最後にイベントに参加した新人スタッフに向けて
まだ、配属してわずか2か月で色々と試行錯誤しながらでしょうけど、一生懸命頑張っていただいてお客さんと笑顔で話しているのを見るとすごく頼もしいと思います。こういったイベントでお客さんと新たな出会いがあって繋がってもらえた嬉しいですし、それが大きな経験となって成長してもらいたいですね。



最後に
今年の「来て見て乗ってみん祭」も大盛況で幕を閉じました。お子様からご年配まで楽しめる年に1度のお祭りイベントですので未だ行ったことのない方!!是非来年は会場でマツダ車の魅力に触れてみてはいかがでしょうか?!